2013年6月25日火曜日

ソマリア沖海賊対処で海上自衛隊艦艇がCTF151に参加

時事ドットコム:海自艦、国際艦隊に参加=海賊対策1年延長へ-政府
小野寺五典防衛相は25日午前の記者会見で、海上自衛隊によるソマリア沖アデン湾での海賊対策活動を1年延長する方針を明らかにした。武装船の海賊行為が広範囲で横行していることを踏まえ、延長後、新たに海自の護衛艦を国際艦隊に参加させ、割り振られた時間帯・海域の警戒監視に当たらせる。
海自 ソマリア沖で多国籍部隊に参加へ NHKニュース
政府は、海上自衛隊がアフリカのソマリア沖で行っている海賊対策について、活動の期限を1年延長するとともに、一部の護衛艦を多国籍部隊の活動に参加させる方針を固め、防衛省の幹部が、自民党の合同部会で説明しました。

先日お伝えした、海上自衛隊の艦艇がソマリア沖海賊対処で国際部隊に組み込まれるという話ですが、防衛大臣発言やその他報道でも出ましたので、確定と見てよいと思います。

前出記事:軍事速報: ソマリア沖海賊対処で海自が連合部隊参加へ


ただ、大臣の話を読むと、派遣艦2隻のうち、1隻をエスコート(船団の護衛)につけて、もう1隻をエリアディフェンスとしてCTF151に組み入れるそうで。

防衛省・自衛隊:大臣会見概要 平成25年6月25日(10時13分~10時19分)
今「エスコート」という形で船舶に同行して海賊対処を行う方式を中心にやっておりましたが、我が方に対する様々な要請もあり、今後1隻は同じように「エスコート」という形で対応させていただき、もう1隻については「ゾーンディフェンス」ということで、CTF151というグループの中に入れさせていただきたいと思っております。

これ、以前ブログの方でお伝えした、ソマリア沖海賊対処の護衛船団の方法(下記参照)で必要な2隻の護衛艦を確保できないですよね。こうなると、以前とは違った護衛船団組み直さなきゃいけないと思うんですがどうでしょうか。


もっとも、この護衛船団方式は、2010年くらいのものなので、今はもっと効率的な方法が開発されているのかもしれませんが。

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