2013年6月8日土曜日

オーストリア軍がゴランPKOから撤退。代わりにロシア軍が駐留?

朝日新聞デジタル:オーストリア軍、ゴラン監視撤退へ シリア内戦激化で - 国際
 【エルサレム=山尾有紀恵、ニューヨーク=春日芳晃】オーストリア政府は6日、中東ゴラン高原でシリアとイスラエルの停戦監視にあたる国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)から部隊を撤退させることを決めた。シリア内戦に伴う治安悪化が理由。UNDOFはオーストリア軍が主力で、ゴラン高原での平和維持活動に大きな打撃となる。
ロシア ゴラン高原への軍派遣用意 NHKニュース
ロシアのプーチン大統領はシリアとイスラエルの境界にあるゴラン高原での国連の平和維持活動から撤退するオーストリア軍に代わって、ロシア軍を派遣する用意があることを明らかにし、ロシアの存在感を高めるねらいがあるとみられます。
UNDOFには自衛隊も派遣されていましたが、シリア内戦による治安悪化を受けて撤退し、現在の主力はオーストリア軍ですが、撤退してしまうと停戦監視に大きな穴が生まれることになります。

UNDOFの任務については、自衛隊の下記ページが参考になりますが、このページは久しく更新されてなく、未だに自衛隊が駐留していることになっていたりします。


UNDOF ゴラン高原国際平和協力業務


イスラエルは本気で侵攻しようとすると、国連部隊に銃突きつけて脅して黙らせた過去もありますが、ロシア軍には脅し効くんでしょうかね。

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