2013年6月29日土曜日

イラン核施設へのサイバー攻撃情報漏えいで、前米統合参謀本部副議長が捜査対象に

米軍元高官にも情報漏えい疑惑 NHKニュース
アメリカの複数のメディアは、軍の制服組のナンバーツーだった高官が、イランに対するサイバー攻撃についての機密情報を報道機関に漏らした疑いで、捜査の対象になっていると伝え、個人情報の収集が告発されたのに続く情報漏えい疑惑として注目が集まっています。

CNN.co.jp : 米軍の前副議長捜査、イランへのサイバー攻撃情報流出で
ワシントン(CNN) 米統合参謀本部のジェームズ・カートライト前副議長(元海兵隊大将)が、イランのウラン濃縮施設に対するサイバー攻撃の詳細などに触れた書物を出版した米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)記者に機密情報を漏えいした疑惑が浮上し、捜査対象になっていることが29日までにわかった。

2010年にイラン核施設の遠心分離器を使用不能にしたウィルス”W32/Stuxnet”が、米国家安全保障(NSA)とイスラエル軍の情報機関の共同開発で作られたものだと、2012年にニューヨーク・タイムズ紙が匿名の高官情報として報じていた件で、前統合参謀本部副議長のカートライト退役大将が捜査を受けているようです。
統合参謀本部副議長は米軍制服組のナンバー2の要職で、 今後の成り行きが注目されます。

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